2010年5月27日木曜日

最後に 

理系の学部卒の人へ
周りの9割以上は院に行くような大学で周りに就職活動をしている仲間がいなかった僕のような境遇にいる人へ。孤独です。僕は孤独で過ごしました。就職活動中はほとんど大学へも行かないので友達ともしゃべる機会がないと思います。そんな中でも中のいい友達や家族や親などとしゃべり、孤独と鬱に打ち勝ちましょう!

みなさんへ。
2010年は就職難、就職氷河期と言われていました。私はそれを身をもって体感しました。何度も落ちました。だからつらさは痛いほどわかります。がんばれば報われるというのは嘘だと思いますが、がんばれば報われる可能性を残すということになります。僕はつらかったので後輩に頑張れなどと言えないです。でも僕の経験からのアドバイスが少しでも役に立てば嬉しいです。

面接 「社員のことを大事にしている(笑)」

志望動機を言う時に受動的な理由を言わないほうがいいです。私は集団面接で「社員のことを大事にしていると思い~~~」とか言ってる声がでかい男がいて、馬鹿かと思った。
受け身の姿勢だという判断をされるかもしれませんよ。福利厚生がいいとか学べる環境が充実しているとかは当然僕たちにとって重要なことですけれど志望動機に入れるのは避けたほうがいいと思います。学べる環境が無ければ学ばないのか?といった印象をもたれるからです。
志望動機はもっと能動的な理由をつけましょう。

面接について 会社で何をやってみたいですか?

この質問は答えづらいかもしれない。なぜなら、そのやりたいこと以外の仕事はやりたくないの?と言われることを予期してしまうからだ。だから僕は当たり障りないように
「特にはありませんが、~~~~など幅広く関わって行きたいです。そして社会に貢献していきたいです(笑)」
とか馬鹿なことを言って落ちまくった。
何をやってみたいかは具体的に熱く語るべきである!
これが重要です。会社に入って今言ったことをすぐにやるわけではありません。この質問では学生のやる気を見ているのです。何か興味があることがあって、それを具体的に語ることがやる気を見せることなのです。ですからやりたい仕事を熱く語れるようにしておくといいでしょう。何も具体的に挙げられない学生はやる気がない、熱心さがないという判断をされますよ。面接とはその場の発した言葉の一つ一つ、一挙手一投足で合格か不合格かが決まるのです。ですからやる気があっても相手に伝わらなければ意味がないのです。相手にやる気が伝わるように表現しなければなりません。

面接について 「最後に質問はありますか?」

面接について書いてあるマニュアル本は見ないほうがいいと言ってる方がいますが、そのような人はその本を読んだ上で、あまり型どおりにやるのではなく、自分の伝えたいことを重視するべきだという考えからそのようなことを言うのだと言うことを私は悟りました。
ああいうたぐいの本はさっと本屋で立ち読みして読んでおくべきです。
私はある面接で最後に質問はありませんかと聞かれたときに、「説明会などで全て理解したので大丈夫です。」と言ったら笑われました。「すごいねえ。」などと言って。
私は質問はしなければならないという常識すらも入ってなかったのです。このような常識は面接の本や、ネットにある面接について書いたサイトを読んでいれば防げていました。
質問は絶対にしなければならないのです。それもこの子はやる気があるなあと思わせるような質問を。
例えば「御社の仕事では○○の技術が必要だと思いますが、そのほかに役に立った知識などございましたら参考にしたいので教えてください。」などです。くわしくは検索してみれば出てきますので調べましょう。
一番重要なのはもちろん自分の伝えたいことを面接官に言うことです。それは当たり前のことです。しかし、面接において常識となっていること、今の逆質問などの前提知識があった上でのことなのです。そのような知識はどこからか得るべきです。面接の本には馬鹿なことも書いてありますが、基本的なことも書いてあるので、一度は目を通すべきです。




適性検査について

適性検査には家のパソコンでやるものとテストセンターと言って試験場に行ってそこのパソコンで受ける二つのものがあります。また、家のパソコンでやるウェブテストにはいくつか種類があります。テストセンターと同じ会社が運営しているWEBテスティングサービス。これは多くの企業で用いられています。また玉手箱やCABなどいくつも種類があるのでSPIノートの会が出している本をやらなければなりません。そこの企業がどの種類のテストを実施するかは前もって「みんなの就職活動日記」やノートの会を見て調べましょう。特にSIの企業で用いられるCABはとても難しく、練習しないとできません。僕は練習しても時間内に終わることが絶対にできませんでした。
また性格検査についてですが、性格検査はオマケみたいなものだろうと軽視している方がいたらそれは大間違いです。性格検査こそ最も重要なのです。ですから性格検査にも正解があります。会社が求めている人間の性格を想像してその人の性格をもとにこたえなければならないのです。あなたの性格がどうこう聞いているのではありません。そのまま素直に答えていたら絶対に適性検査は通りません。
くわしくはノートの会に載っているので、適性検査に通らない方は読んでみましょう。

次々と落ちる自由応募 

適性検査についてはノートの会で情報を得ていたので突破することが多く、面接に進めることができました。しかし一次面接、二次面接で落ちてしまうことが大半でした。
一次面接に通ったら喜び、また二次で落ちて落胆しの繰り返しで私は精神的におかしくなりそうでした。鬱状態でした。帰りの長い電車の中でうつろな表情を浮かべていたことでしょう。もし内定をもらった会社に受かっていなかったらとおもうとぞっとします。

推薦

私は主に修士しかとらないような職種に推薦を使ってしまいました。そのせいで大きく後れを取ってしまいました。無駄な時間でした。四月の大半の時間を無駄にしてしまいました。
開発職は主に修士しかとりません。私はそう感じました。面接の内容もそれを助長しました。私は面接で何度も落とされました。しかし相手は何が悪かったかについては何も言ってこないのです。ですから自分で気づくほかない。やはり面接についてネットや本で調べることが重要なのでした。この面接について私が得た教訓は後にまとめて書こうと思います。